忍耐の時間

われながら、
よくもこんな忍耐力があるものだなぁと思った。

こんな力、元から備わっていたわけじゃない、
引き出してくれる人が、現れてくれたからです。


恋愛は、自分が選んで好きであり続けた相手なのだし
終わったあとの残骸まで責任をもつべきものだと思ってる。


自分が分裂してしまい
すべてを無かったことにしたいくらい、
命すら危ういくらい
苦しいけれど

そんな苦しみでも、
その人が確かに存在したことへの跡形ならば
味わってやる
苦しめるだけ苦しんでやる



…って思わせてくれるくらい
その相手がすごい人だったんだなぁと感じる。




傷ついた今でも
その人を守りたい気持ちがあって

憎悪の思いを届けないように、
感謝の想いへと消化して
苦しみをその人のせいにしたり、嫌な奴と思ったり
そういうことを、してしまわないように

自分が受けるべき因果として、請け負おうとしている。




よくまあここまでして痛み悶えてるなあ、
と
客観的なもう一人の自分が
感心して＆半ば呆れて見てます。

そんなに苦しいんだったら、逃げちゃえばいいんだよ、
その権利が私にはあるよ、ってもう一人の私は言ってくれます。




でも好きな気持ちは本物だったから
この痛みも紛らわさない。
目を瞑らないで、ちゃんと直視したい。