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日曜日、まる1日使って帰仏しました。
日本時間の、
日曜の朝6時半ごろに起きて出発して、
月曜の朝7時ごろに就寝したので
ちょうど24時間ほどかけての移動でした。
パリの家に着いたのが、日曜夜の23時くらい。
(日本時間でいうところ、月曜朝6時)
で、すぐ翌朝にレッスンがありました。
明日はimprovisationの授業の、まとめレコーディングです。
即興で弾いたのを録るのって初めてで緊張する。
そして今週土曜にまたレッスン…滞在許可証ももらいにいかなきゃ…
長距離線に乗って、もう翌日から連日のように弾かなきゃいけないとか
そういえば今まであんまりなかったな。
体が痛いです。
ベッドで落ち着いて、長時間まとめて眠りたい感じ。
でも気持ちが軽いので、割と平気でこなしてます。
心が病んでいると、体が病んでいる時と同様に
ずっとずっと行動に制限がかかるし、辛いし、深刻だったなぁと実感しているところ。
しかし体の病と違って、予防法がないし、休めば治るものではないから厄介だ。
ところで日本とフランスは遠いので
いつも長旅になるせいか、面白い出来事に出会う確立が高いです。
特に直行便じゃなくて乗り換え便の時は。
今回はアエロフロート・ロシア航空で行き来しました。
なぜかというと、運賃が安いから。
いつも同じパリー東京往復便の航空券の中でも1・2を争う安さのアエロフロート。
しかし一昔前のアエロフロートは、悪評高くて有名だったので、
いくら安くても避けてたんですが
最近では、割と悪くないらしいという評価が目立ってたので
ついに今回、使ってみました。
まず食事。
パリ→モスクワ、の便が一番酷かった。
サラダは、厚切りのキャベツそのまんま、ドレッシングもなしだし…
メインディッシュは、たしかオムレツだったと思うけど
味がしないし…(付属の塩コショーをフル活用しました)
こりゃ先が思いやられるわ、と思ったものの
まあ、食べられるものが出てきただけありがたいと思い直して頂きました。
機体は、なんだか長距離バスに乗ってるみたいな
ちょっと狭めで硬いイス。
この便はパリ→東京直行便という名目だったので、まさかこの酷い機材でそのまま東京まで…!?と思い不安になったけれど
モスクワで降りて、もう少し広い飛行機に乗り換えました。
モスクワでの乗換えが、少し厄介で。
パリでチェックインしたときは、航空券1枚しかくれなかった。普通、乗り換えがあるときは最初に目的地までの複数枚チケットをもらうのに!?
何もわからずに不安になりながら言われるがままに飛行機を降りると、
まるでプレハブ小屋のような簡素な作りの乗り換えカウンターがすぐあって、
日本人乗務員さんが日本語で呼んでくれました。
「パリ行きの方は、こちらで手続きしてくださいー」と。
パスポートを見せると、何やら書いてくれて、
渡されたのは、なんと手書きのチケット。
席番号まで手書き。
手書きチケットと、“Transfer”と書いた黄色いプラスチックの札をもらい、ゲートを指定されました。
パリ→モスクワの便が遅れていたので、
モスクワ→東京の便の搭乗締め切り時間まで30分しかなかった。
割と急いで次の便のゲートに向かう。
30分とはいえ、その間に広い空港内を移動し、手荷物のX線検査まで済ませなきゃいけないので、のんびりしてる余裕はない。
モスクワの空港では、手荷物検査のときに靴を脱がなくちゃいけないから面倒だ。
その代わり、パソコンをかばんから出さなくていいので楽だ。
しかし、検査場を超えると、なーんにもない。
トイレもない。自動販売機はポツリとあるけど、ロシアの通貨のみ。
まあ幸いにも、退屈してるほどの時間はなかった。
搭乗のコールがかかり、エコノミークラスのお客さんがぞろぞろと並んで入ってく。
私のすぐ前の人は、ヴァイオリンを持ったおばちゃんでした。
へぇー、どこかの音楽祭ですれ違ってるかもなんて思いながら見てると、
自分の番になって、平然ととんでもないことを言い出しました。
乗り換えの時に手書きのチケットと同時に渡された、“Transfer”の札。
あれを、「無くしました」と。
「はぁ!?無くしたですって!?」
手続きをしていた添乗員さんが顔色と声色を変えて驚く。
私も一緒に驚く。
あの…こんな短い時間で、どうやったら無くせるのだろうか!?
しかも、そんな大事なもの、無くしといて平然とした顔で普通に乗り込もうとしていたことにもびっくり。
「探してください!」と添乗員さんに怒られ、
やっと、あたふたし始めるおばちゃん。
まあ、その後ちゃんとゲートを通過できてたみたいなので、問題なかったのでしょう。
私が席にたどり着くと、まだ隣の人が来てなかった。
私は、AとBの二列席のB。通路側をキープ。
奥の人が来るのを待ってたら、来たのは日本人のおじちゃん。
そしたらなんと、そのおじちゃんは私に言った。
「奥、どうぞ」
え?私の席は通路側なのに?と思い私は
「あ、いえ。私通路側なので、出ますから入ってください」と返す。
それでも、おじちゃんは「いえいえ、そんないいですよ。窓側、どうぞ」と言って、なかなか座ろうとしない。
???
あの、なんか善意で譲ってるような言い方してるけどさ…??
「私は通路側に座りたくて、選んだんです。。」と強調して言うと、やっとわかってくれて座ってくれた。
おじさん、そんなに通路側に座りたかったのだろうか?
幸いにもガラ空きだったので
後ろのほうの誰も乗っていない場所へ移動し、一人で二席、広々と使えた。
そう、6月の頭っていうのは、ちょうど夏休み前で移動する人が少ないのか、飛行機がガラガラで良いね。
驚いたのが、モスクワ→東京の便の機内食がめちゃめちゃ美味しかった!
キャセイパシフィックに乗ったときみたいに、感激した。
1食目、ビーフシチューにバターライス、みたいなものが出てきたんだけどこれが感激。
サラダも、チーズと鶏肉とマンゴーが混ざってて、クリーミーなドレッシングがとても良い感じ。
2食目も、パンケーキのりんごソースかけで、なかなか上品な味だった。
アエロフロートは、JALやANAやAFみたいにモニターテレビがないのだけど、
その代わり自分のやりたいことが出来る。
しばらく滞っていた、FF3を久しぶりにやって過ごしたから退屈しなかった。
余った時間は英語の勉強をしたし。
日本についた日、久々の夏日だったらしく
空港降りたらめちゃめちゃ暑くてびっくりした。着てきたスプリングコートも、セーターも邪魔。
滞在中のことは省略。
ちょっと早めの免許の更新もしたし、めちゃめちゃ毎日充実した日々でした。
そんなこんなで、昨日。
東京→モスクワ、モスクワ→パリと、乗り継いで帰って来ました。
まず、
成田空港の、ゲートの前で待っていると
ロシア語が飛び交う。
眠い目を擦りながら人間観察していると
すんごい胸の大きな女の人を見つける。
なんだ、あの胸は。
黒いピチピチのTシャツを着ているので、形が目立つわけ。
ありゃFカップ以上あるな。
これがまた綺麗なの。先端の形までわかるくらい…汗
ウエストも足も、細いのになぜ、あんなにおっぱいにばっかり肉が集まるのか?
とても不思議になる体系をしていた。女の私でもちょっと触ってみたくなるよ。
もしや豊胸手術…?なんてこともよぎったけれど私の妄想でしかない。
顔は、不細工ではないけれど、すごい美人というわけでもなく、かわいいタイプでもなく。でも背が高くて、スタイルもよくて、色気があるので、多分あれは男受けするタイプの人だ。
ビジネスクラスに乗っていたし、マネージャーっぽい人と話していたし、様相からしてもたぶん芸能関係の人じゃないかと思う。グラビアアイドルとか、AVに出てる人とか…
でも、モスクワで仕事なんて何の用事だろう?と興味を持ったけどわからない。
パリに仕事で行くなら直通便のはずだし。
モスクワまでの便は、真ん中に並んだ3列の端っこ。もちろん通路側。
私の隣の2席は、一緒にモスクワ旅行をするらしいおばちゃん同士だった。
今回の食事は普通。割と美味しかった。
で、着いたらすぐレッスンだったので、MP3プレイヤーを聴きながら楽譜を開いて勉強していた。指を動かして感覚を思い出しながら“エアピアノ”練習してると
おばちゃんたちが、「ピアニスト?コンサートやるの?」って話しかけてきた。
「いえ…学生です。パリでレッスンがあるので…」と返した。
楽譜広げてるだけで目立つんだろーな。ごめんなさい、レッスン迫ってるので…
そして、後ろの席のおばちゃんからも話しかけられた。
「阪急交通の添乗員さん?」って。
へ?なぜ???
「いいえ」と答えると、
「はぁら~~、そうなの~~~」と妙に感心した様子でうなずく。
話が、通じてないかも?と思い
「違います。添乗員じゃありません。」と改めて言い直しても、感心したまんま。
この人、何かしたいから聞いたのかな、と思い、「…なんでですか?」
聞いてみたけど。
ずっと感心したまんま。
私の頭にはずっとハテナが…
人間と会話してる気がしなかった。
モスクワで降りたら、同じくパリ行きの人が同じカウンターで次々と手続きを踏み、
乗り換えゲートにバラバラに向かう。
ゲート16って書かれているから、14-16のコーナーに行ったものの…
30メートルくらいの行列。
時間までに入れるのか?そして本当に此処なのか?モニターに、「Paris」の文字はない。
少々不安になりながらも、あと30分ほどあったのでおとなしく並んだ。
そして、やっと手荷物検査の順番が回ってきたと思ったら。
「パリ行き?ゲート変わったわよ。20番ね。」とあっさり言われ。
同じ列に、どうやらさっき同じ便に乗ってた女性が居たので
「パリ行きですか?なんか、ゲート変わったみたいですよ。20って言ってたので、あちらのほうだと思います」「そうなんですか!?え~!?」
と声をかけて、二人でゲート20へ向かう。もう、搭乗時間が迫っているので急ぐ。
…すると、搭乗時間も少しおしてた。なので余裕で入場。
ゲート20の入り口に並びながら、その女性は私に話しかけた。
「…あの、さっきから話しかけようか迷ってたんですけど、ピアニストの方ですか?」
どうやら、私のことを見たことがある気がする、って。
なんと、その人、大手ピアノの専門誌の編集者の人で、今回はコンクールの取材やピアニストのインタビューのために来たというのだ。
パリに一度よって、その後モスクワで開かれるコンクールに行くから、アエロフロートを利用したのですって。
なんと、私もパリで仲良くしてもらっている、ヤマハの調律師さんと知り合いだった!
話をしてみると、私の友人の名前も言うと何人か知ってた。
まさか、ここで共通の知り合いが居る人に出会うなんて思ってもみなかった。
2年くらい前?のショパンコンクールの時の話になって、
私がそのときポーランドに行ったって言うと、その人も同じ場所に居た事が判明!
たぶん、撮影しながら客席とかすんごい観察するから、私のことも見つけていて、印象として覚えてたのではないか、と言ってた。
年の頃も近かったので、だんたん気軽になってきて、
思いのほか、楽しく帰ってきた。
しかも、空港からその人の泊まるホテルまでの、道の途中に私の家があったので、タクシーに同乗させてもらってしまった。
落ち着いてて、賢そうで、親近感の沸く、友達になりたい感じの素敵な女性でした。
日本で住んでる路線も同じだったし。
またいつか会いましょうねと言ってタクシーを見送る。
空港で初めて会った人と話し、連絡先を交換したり…おまけに、パリまでタクシーで同乗させてもらえる確立が高い私。
移動って悪くない。
でもなんか、今回の旅は特に面白かった。
今日の便を選んでなかったら、あの女の子にも出会えてなかったし。
モスクワ乗り換え、そんなに悪くない。
他に、コペンハーゲン、香港、上海で乗換えたことがあるけど、
空港として一番面白く、長時間待たされるうえ、通過する場所が多いのは上海だった。
一番乗換えが簡単だったのは香港。
一番食事が美味しかったのはやっぱりキャセイパシフィック。
JALやANAは…特に感激する味でもなく。ノーマル。
一番、ハテナな航空会社は、ロシア航空ではなく、オリンピック(ギリシャ)航空だったな。
でもロストバゲージしたことはないし、食べられる食事を出してくれるので文句は無いです。あ、一度欧州系の路線で、かびの生えたイチゴ出てきたけど…
次はいつ帰国するのだろうか?どの路線を使うのか?
予定は未定。
ずっと帰らないつもりだったのに、突然帰ったりするようなことがあるので、未定。
日本時間の、
日曜の朝6時半ごろに起きて出発して、
月曜の朝7時ごろに就寝したので
ちょうど24時間ほどかけての移動でした。
パリの家に着いたのが、日曜夜の23時くらい。
(日本時間でいうところ、月曜朝6時)
で、すぐ翌朝にレッスンがありました。
明日はimprovisationの授業の、まとめレコーディングです。
即興で弾いたのを録るのって初めてで緊張する。
そして今週土曜にまたレッスン…滞在許可証ももらいにいかなきゃ…
長距離線に乗って、もう翌日から連日のように弾かなきゃいけないとか
そういえば今まであんまりなかったな。
体が痛いです。
ベッドで落ち着いて、長時間まとめて眠りたい感じ。
でも気持ちが軽いので、割と平気でこなしてます。
心が病んでいると、体が病んでいる時と同様に
ずっとずっと行動に制限がかかるし、辛いし、深刻だったなぁと実感しているところ。
しかし体の病と違って、予防法がないし、休めば治るものではないから厄介だ。
ところで日本とフランスは遠いので
いつも長旅になるせいか、面白い出来事に出会う確立が高いです。
特に直行便じゃなくて乗り換え便の時は。
今回はアエロフロート・ロシア航空で行き来しました。
なぜかというと、運賃が安いから。
いつも同じパリー東京往復便の航空券の中でも1・2を争う安さのアエロフロート。
しかし一昔前のアエロフロートは、悪評高くて有名だったので、
いくら安くても避けてたんですが
最近では、割と悪くないらしいという評価が目立ってたので
ついに今回、使ってみました。
まず食事。
パリ→モスクワ、の便が一番酷かった。
サラダは、厚切りのキャベツそのまんま、ドレッシングもなしだし…
メインディッシュは、たしかオムレツだったと思うけど
味がしないし…(付属の塩コショーをフル活用しました)
こりゃ先が思いやられるわ、と思ったものの
まあ、食べられるものが出てきただけありがたいと思い直して頂きました。
機体は、なんだか長距離バスに乗ってるみたいな
ちょっと狭めで硬いイス。
この便はパリ→東京直行便という名目だったので、まさかこの酷い機材でそのまま東京まで…!?と思い不安になったけれど
モスクワで降りて、もう少し広い飛行機に乗り換えました。
モスクワでの乗換えが、少し厄介で。
パリでチェックインしたときは、航空券1枚しかくれなかった。普通、乗り換えがあるときは最初に目的地までの複数枚チケットをもらうのに!?
何もわからずに不安になりながら言われるがままに飛行機を降りると、
まるでプレハブ小屋のような簡素な作りの乗り換えカウンターがすぐあって、
日本人乗務員さんが日本語で呼んでくれました。
「パリ行きの方は、こちらで手続きしてくださいー」と。
パスポートを見せると、何やら書いてくれて、
渡されたのは、なんと手書きのチケット。
席番号まで手書き。
手書きチケットと、“Transfer”と書いた黄色いプラスチックの札をもらい、ゲートを指定されました。
パリ→モスクワの便が遅れていたので、
モスクワ→東京の便の搭乗締め切り時間まで30分しかなかった。
割と急いで次の便のゲートに向かう。
30分とはいえ、その間に広い空港内を移動し、手荷物のX線検査まで済ませなきゃいけないので、のんびりしてる余裕はない。
モスクワの空港では、手荷物検査のときに靴を脱がなくちゃいけないから面倒だ。
その代わり、パソコンをかばんから出さなくていいので楽だ。
しかし、検査場を超えると、なーんにもない。
トイレもない。自動販売機はポツリとあるけど、ロシアの通貨のみ。
まあ幸いにも、退屈してるほどの時間はなかった。
搭乗のコールがかかり、エコノミークラスのお客さんがぞろぞろと並んで入ってく。
私のすぐ前の人は、ヴァイオリンを持ったおばちゃんでした。
へぇー、どこかの音楽祭ですれ違ってるかもなんて思いながら見てると、
自分の番になって、平然ととんでもないことを言い出しました。
乗り換えの時に手書きのチケットと同時に渡された、“Transfer”の札。
あれを、「無くしました」と。
「はぁ!?無くしたですって!?」
手続きをしていた添乗員さんが顔色と声色を変えて驚く。
私も一緒に驚く。
あの…こんな短い時間で、どうやったら無くせるのだろうか!?
しかも、そんな大事なもの、無くしといて平然とした顔で普通に乗り込もうとしていたことにもびっくり。
「探してください!」と添乗員さんに怒られ、
やっと、あたふたし始めるおばちゃん。
まあ、その後ちゃんとゲートを通過できてたみたいなので、問題なかったのでしょう。
私が席にたどり着くと、まだ隣の人が来てなかった。
私は、AとBの二列席のB。通路側をキープ。
奥の人が来るのを待ってたら、来たのは日本人のおじちゃん。
そしたらなんと、そのおじちゃんは私に言った。
「奥、どうぞ」
え?私の席は通路側なのに?と思い私は
「あ、いえ。私通路側なので、出ますから入ってください」と返す。
それでも、おじちゃんは「いえいえ、そんないいですよ。窓側、どうぞ」と言って、なかなか座ろうとしない。
???
あの、なんか善意で譲ってるような言い方してるけどさ…??
「私は通路側に座りたくて、選んだんです。。」と強調して言うと、やっとわかってくれて座ってくれた。
おじさん、そんなに通路側に座りたかったのだろうか?
幸いにもガラ空きだったので
後ろのほうの誰も乗っていない場所へ移動し、一人で二席、広々と使えた。
そう、6月の頭っていうのは、ちょうど夏休み前で移動する人が少ないのか、飛行機がガラガラで良いね。
驚いたのが、モスクワ→東京の便の機内食がめちゃめちゃ美味しかった!
キャセイパシフィックに乗ったときみたいに、感激した。
1食目、ビーフシチューにバターライス、みたいなものが出てきたんだけどこれが感激。
サラダも、チーズと鶏肉とマンゴーが混ざってて、クリーミーなドレッシングがとても良い感じ。
2食目も、パンケーキのりんごソースかけで、なかなか上品な味だった。
アエロフロートは、JALやANAやAFみたいにモニターテレビがないのだけど、
その代わり自分のやりたいことが出来る。
しばらく滞っていた、FF3を久しぶりにやって過ごしたから退屈しなかった。
余った時間は英語の勉強をしたし。
日本についた日、久々の夏日だったらしく
空港降りたらめちゃめちゃ暑くてびっくりした。着てきたスプリングコートも、セーターも邪魔。
滞在中のことは省略。
ちょっと早めの免許の更新もしたし、めちゃめちゃ毎日充実した日々でした。
そんなこんなで、昨日。
東京→モスクワ、モスクワ→パリと、乗り継いで帰って来ました。
まず、
成田空港の、ゲートの前で待っていると
ロシア語が飛び交う。
眠い目を擦りながら人間観察していると
すんごい胸の大きな女の人を見つける。
なんだ、あの胸は。
黒いピチピチのTシャツを着ているので、形が目立つわけ。
ありゃFカップ以上あるな。
これがまた綺麗なの。先端の形までわかるくらい…汗
ウエストも足も、細いのになぜ、あんなにおっぱいにばっかり肉が集まるのか?
とても不思議になる体系をしていた。女の私でもちょっと触ってみたくなるよ。
もしや豊胸手術…?なんてこともよぎったけれど私の妄想でしかない。
顔は、不細工ではないけれど、すごい美人というわけでもなく、かわいいタイプでもなく。でも背が高くて、スタイルもよくて、色気があるので、多分あれは男受けするタイプの人だ。
ビジネスクラスに乗っていたし、マネージャーっぽい人と話していたし、様相からしてもたぶん芸能関係の人じゃないかと思う。グラビアアイドルとか、AVに出てる人とか…
でも、モスクワで仕事なんて何の用事だろう?と興味を持ったけどわからない。
パリに仕事で行くなら直通便のはずだし。
モスクワまでの便は、真ん中に並んだ3列の端っこ。もちろん通路側。
私の隣の2席は、一緒にモスクワ旅行をするらしいおばちゃん同士だった。
今回の食事は普通。割と美味しかった。
で、着いたらすぐレッスンだったので、MP3プレイヤーを聴きながら楽譜を開いて勉強していた。指を動かして感覚を思い出しながら“エアピアノ”練習してると
おばちゃんたちが、「ピアニスト?コンサートやるの?」って話しかけてきた。
「いえ…学生です。パリでレッスンがあるので…」と返した。
楽譜広げてるだけで目立つんだろーな。ごめんなさい、レッスン迫ってるので…
そして、後ろの席のおばちゃんからも話しかけられた。
「阪急交通の添乗員さん?」って。
へ?なぜ???
「いいえ」と答えると、
「はぁら~~、そうなの~~~」と妙に感心した様子でうなずく。
話が、通じてないかも?と思い
「違います。添乗員じゃありません。」と改めて言い直しても、感心したまんま。
この人、何かしたいから聞いたのかな、と思い、「…なんでですか?」
聞いてみたけど。
ずっと感心したまんま。
私の頭にはずっとハテナが…
人間と会話してる気がしなかった。
モスクワで降りたら、同じくパリ行きの人が同じカウンターで次々と手続きを踏み、
乗り換えゲートにバラバラに向かう。
ゲート16って書かれているから、14-16のコーナーに行ったものの…
30メートルくらいの行列。
時間までに入れるのか?そして本当に此処なのか?モニターに、「Paris」の文字はない。
少々不安になりながらも、あと30分ほどあったのでおとなしく並んだ。
そして、やっと手荷物検査の順番が回ってきたと思ったら。
「パリ行き?ゲート変わったわよ。20番ね。」とあっさり言われ。
同じ列に、どうやらさっき同じ便に乗ってた女性が居たので
「パリ行きですか?なんか、ゲート変わったみたいですよ。20って言ってたので、あちらのほうだと思います」「そうなんですか!?え~!?」
と声をかけて、二人でゲート20へ向かう。もう、搭乗時間が迫っているので急ぐ。
…すると、搭乗時間も少しおしてた。なので余裕で入場。
ゲート20の入り口に並びながら、その女性は私に話しかけた。
「…あの、さっきから話しかけようか迷ってたんですけど、ピアニストの方ですか?」
どうやら、私のことを見たことがある気がする、って。
なんと、その人、大手ピアノの専門誌の編集者の人で、今回はコンクールの取材やピアニストのインタビューのために来たというのだ。
パリに一度よって、その後モスクワで開かれるコンクールに行くから、アエロフロートを利用したのですって。
なんと、私もパリで仲良くしてもらっている、ヤマハの調律師さんと知り合いだった!
話をしてみると、私の友人の名前も言うと何人か知ってた。
まさか、ここで共通の知り合いが居る人に出会うなんて思ってもみなかった。
2年くらい前?のショパンコンクールの時の話になって、
私がそのときポーランドに行ったって言うと、その人も同じ場所に居た事が判明!
たぶん、撮影しながら客席とかすんごい観察するから、私のことも見つけていて、印象として覚えてたのではないか、と言ってた。
年の頃も近かったので、だんたん気軽になってきて、
思いのほか、楽しく帰ってきた。
しかも、空港からその人の泊まるホテルまでの、道の途中に私の家があったので、タクシーに同乗させてもらってしまった。
落ち着いてて、賢そうで、親近感の沸く、友達になりたい感じの素敵な女性でした。
日本で住んでる路線も同じだったし。
またいつか会いましょうねと言ってタクシーを見送る。
空港で初めて会った人と話し、連絡先を交換したり…おまけに、パリまでタクシーで同乗させてもらえる確立が高い私。
移動って悪くない。
でもなんか、今回の旅は特に面白かった。
今日の便を選んでなかったら、あの女の子にも出会えてなかったし。
モスクワ乗り換え、そんなに悪くない。
他に、コペンハーゲン、香港、上海で乗換えたことがあるけど、
空港として一番面白く、長時間待たされるうえ、通過する場所が多いのは上海だった。
一番乗換えが簡単だったのは香港。
一番食事が美味しかったのはやっぱりキャセイパシフィック。
JALやANAは…特に感激する味でもなく。ノーマル。
一番、ハテナな航空会社は、ロシア航空ではなく、オリンピック(ギリシャ)航空だったな。
でもロストバゲージしたことはないし、食べられる食事を出してくれるので文句は無いです。あ、一度欧州系の路線で、かびの生えたイチゴ出てきたけど…
次はいつ帰国するのだろうか?どの路線を使うのか?
予定は未定。
ずっと帰らないつもりだったのに、突然帰ったりするようなことがあるので、未定。
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HN:
yukawan
HP:
性別:
女性
職業:
pianist
自己紹介:
フランスで奮闘中のピアニスト、yukawanの日々と心の内側を綴った日記。
色々なことに悩み、足踏みもしながら、なれる限りの素敵な女性になる。
出会える限りの人を愛したい。愛されたい。
心と心の繋がりを通じて、愛でいっぱいの世界に生きたい。
未熟さから生まれる葛藤や内面の気付きを経て、決して諦めずに、理想へ。
色々なことに悩み、足踏みもしながら、なれる限りの素敵な女性になる。
出会える限りの人を愛したい。愛されたい。
心と心の繋がりを通じて、愛でいっぱいの世界に生きたい。
未熟さから生まれる葛藤や内面の気付きを経て、決して諦めずに、理想へ。
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