間違っていたの意味

“あなたは好きになる価値もない”

もしそう取られていたらきっと
あなたの心も切り裂かれてしまったことでしょう。



違うよ。
あなたは素敵な人だよ。

あなたの必死の努力は実って、
きっとこれからもたくさんの人の心を掴んでいくよ。
たくさんの素晴らしい仲間たちがいて。
楽しいことがいっぱいあって。
あなたは決して孤独にはならないよ。


私はあなたが満たされた気持ちで居られるならそれでいい。
いい人生だった、っていつでも満足して終えられるくらい充実して生きていてくれれば、それでいい。



でも私はあなたの奴隷やおもちゃにはなれないよ。
きっと、あなたはこの先、
私がどんなに頑張って欲求を満たしても
次から次へと因縁を押し付けてきて、憎もうとするのだろうと思うよ。
どんな事情があろうとも、あなたの気分次第で私のすることはすべて悪になってしまうんだと思うよ。


本当はそんな気持ちで居たいわけじゃないのだろうとも思うよ。
嫌いたくて嫌っているわけじゃないだろうし
憎みたくて憎んでいるわけじゃないって。

だからこそ時々自己嫌悪しちゃうのだろうと思うよ。

本当はただ、何かに餓えていて
何かを探し求めているだけなのに、なかなか見つからなくて
絶望しないように必死で努力しているのだろうと、思うよ。


そう思うから私は、
近づけるなら頑張ろうと思えたし
理解しようと頑張りたかったし、
温かい気持ちを失わないように
嵐が来ても踏ん張って耐え抜こうと、思って居たんだよ。

私自身の限界までは。