<<10 | 2024/11 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 | 17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 | 23 | 24 | 25 | 26 | 27 | 28 | 29 | 30 | 12>> |
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
昨日、仕事場にチーズケーキ焼いてった。
みんな、喜んで食べてくれた(^^♪
私自身としては、上出来のお味だったけど、
フランス人の口にあうかどうか…少し心配してたけど
まあ、そもそもチーズケーキってのは、アメリカンだからね!
みんな、美味しいって☆
---------
そこでは、前にも書いたけれど、歌手の人達が多い。
いろんなジャンルの歌手がまぜこぜで居る。
私のパートナーは、クラシックの歌手だ。
本業はそうだけど、なんせクラシックの歌手ってのは、数あるジャンルのなかでも、
もっともテクニックが自由自在なの。
もっとも多くの体の箇所を使って、響きを作ってるから、
響かせる場所を変えたり、限定したりするだけで…いろんなジャンルに対応できる。
自分も、ちょっと歌を学んでみて実感するけれど、
3時間も4時間も歌い続けるのは相当だ。
私なんか、30分も呼吸の練習しただけで…酸欠。フラフラ。
声を出し続ければ…喉が疲れてもうだめ。
だから、こんだけ長く歌い続けられるのは、プロの歌手ならではだなぁと思う。
昨日のパートナーなんかは、18時から23時までのシフトだ。5時間。
18時から一人で弾き語りをしている。
弾き語りのジャンルは、フランス語のシャンソンやポップス、
世界で流行した有名どころの曲やら、ジャズやらだ。
19時半に私が来て、そこからは私が伴奏してクラシックメインのプログラムになる。
私のソロと、かわるがわるだけどね。
だけど、彼いわく、
「この場所では、全力を出していない」というのだ。
しかし、言われる前になんとなく気付いてた。
全力を出しちゃったら…そんなに、毎日毎日長時間、持たせられないし
彼の表現力はこんなもんじゃないと感じてた。
どういう歌い方をしているかというと…声の響きを優先して、
体の力をとにかく抜いている、という感じかな。
入り込み過ぎないように、あえて距離を置いているというか。
ジャズの歌手によくある距離感ね。
この距離感があるからこそ、心地よいのだ。
でも、舞台の上で本気を出して演じるとき、
自分でも感情のコントロールに困るくらい入り込むんだって。
まさに全身全霊での表現。
役どころや、歌に入り込みすぎて、涙も流せば体も硬直すれば、
終わったあと抜け殻のようになると。
そう、自分でも困るくらい、感情的“極端”の境地を行き来してるので
大変に疲れるし、苦労するのだそう。
そして私は思った。この人もまた繊細な人だと。
私にも、実はその傾向があるんだと言うと、
「君の演奏から見て取れてわかった。繊細なタッチや、音楽性が語ってる」って言ってた。
アーティストっていうのは、しばしばそういうものなんだよね、
という話をしてた。
これは、どの国でも共通のものなのかな。
だけど、思ったのは、
上手い歌手の人っていうのは、なぜかみんなオーラがある。
色気とも取れる。
もちろん、私のパートナーたちもね。
いまのところ一緒には弾いて無いけれど、
英語しかしゃべれない、女性ジャズシンガーのケリーと知り合いになった。
ケリーは…声が、ほんとうに艶っぽくて、
表現力もあるし、音程も良くて共鳴するし、スィング感もあるし…
で、実際に会ったことがあるジャズシンガーの中で一番素敵な女性だ。
彼女もね、なんか居るだけでキラっとしてて、
落着きがあって、上品な色気がある。
彼女をみて…ますます、私は歌が歌いたくなった。
ただ歌うのではない、
「上手に」歌いたくなった。
あの、色香はたぶん、
自分の体を、声を通じて楽しんでいるからだ。
それはある意味、自分に対する肯定感、自信ともいえる。
体を音で響かせるのは、心地いい。
自分が、心地いい存在であると、彼らは知っている。
そこから生まれる余裕が…あの堂々としたたたずまい、
キラっとした色香になっているのではないかと思う。
よく観察するとね、
各楽器をやる人の特性ってあるのよ。
ピアノをやる人は、基本的に個人主義で、
孤独に強い人が多かったり。
弦楽器の人は、他者との調和をメインに生きているし。
管楽器の人は、自由気まま、それぞれが主役ありながら
仲間とも手をつなげるような人が多いし。
もちろん、“ただ楽器をやってるだけ”の人たちには、
これらの法則は当てはまらない。
楽器に人生をかけ、
楽器と一体化して生きる人たちに関しては、
その楽器の特性から、なるべくしてなってしまう性質ってのは
必ずあると思う。
今、私は…
自分が楽器になりたいな。
あの、キラッ、になりたい。
今のままの私も、良いところがいっぱいあると思う☆
褒めてくれる人もいるの。
「ゆかは、ピアノも弾けるし、アーティストだし、料理も出来るし、お菓子も作るし、気遣い出来るし、かわいいし、フランス語しゃべれるし…なんと質の高い人なんだろう!」
な~んてさ!
ありがたきお言葉。
しかし、それでも私は、
常に成長して、何かを得ていかなければ
現状がどんなであっても、満足できない。
なんせ、“有加”っていう名前を持ってる私だもーん!
みんな、喜んで食べてくれた(^^♪
私自身としては、上出来のお味だったけど、
フランス人の口にあうかどうか…少し心配してたけど
まあ、そもそもチーズケーキってのは、アメリカンだからね!
みんな、美味しいって☆
---------
そこでは、前にも書いたけれど、歌手の人達が多い。
いろんなジャンルの歌手がまぜこぜで居る。
私のパートナーは、クラシックの歌手だ。
本業はそうだけど、なんせクラシックの歌手ってのは、数あるジャンルのなかでも、
もっともテクニックが自由自在なの。
もっとも多くの体の箇所を使って、響きを作ってるから、
響かせる場所を変えたり、限定したりするだけで…いろんなジャンルに対応できる。
自分も、ちょっと歌を学んでみて実感するけれど、
3時間も4時間も歌い続けるのは相当だ。
私なんか、30分も呼吸の練習しただけで…酸欠。フラフラ。
声を出し続ければ…喉が疲れてもうだめ。
だから、こんだけ長く歌い続けられるのは、プロの歌手ならではだなぁと思う。
昨日のパートナーなんかは、18時から23時までのシフトだ。5時間。
18時から一人で弾き語りをしている。
弾き語りのジャンルは、フランス語のシャンソンやポップス、
世界で流行した有名どころの曲やら、ジャズやらだ。
19時半に私が来て、そこからは私が伴奏してクラシックメインのプログラムになる。
私のソロと、かわるがわるだけどね。
だけど、彼いわく、
「この場所では、全力を出していない」というのだ。
しかし、言われる前になんとなく気付いてた。
全力を出しちゃったら…そんなに、毎日毎日長時間、持たせられないし
彼の表現力はこんなもんじゃないと感じてた。
どういう歌い方をしているかというと…声の響きを優先して、
体の力をとにかく抜いている、という感じかな。
入り込み過ぎないように、あえて距離を置いているというか。
ジャズの歌手によくある距離感ね。
この距離感があるからこそ、心地よいのだ。
でも、舞台の上で本気を出して演じるとき、
自分でも感情のコントロールに困るくらい入り込むんだって。
まさに全身全霊での表現。
役どころや、歌に入り込みすぎて、涙も流せば体も硬直すれば、
終わったあと抜け殻のようになると。
そう、自分でも困るくらい、感情的“極端”の境地を行き来してるので
大変に疲れるし、苦労するのだそう。
そして私は思った。この人もまた繊細な人だと。
私にも、実はその傾向があるんだと言うと、
「君の演奏から見て取れてわかった。繊細なタッチや、音楽性が語ってる」って言ってた。
アーティストっていうのは、しばしばそういうものなんだよね、
という話をしてた。
これは、どの国でも共通のものなのかな。
だけど、思ったのは、
上手い歌手の人っていうのは、なぜかみんなオーラがある。
色気とも取れる。
もちろん、私のパートナーたちもね。
いまのところ一緒には弾いて無いけれど、
英語しかしゃべれない、女性ジャズシンガーのケリーと知り合いになった。
ケリーは…声が、ほんとうに艶っぽくて、
表現力もあるし、音程も良くて共鳴するし、スィング感もあるし…
で、実際に会ったことがあるジャズシンガーの中で一番素敵な女性だ。
彼女もね、なんか居るだけでキラっとしてて、
落着きがあって、上品な色気がある。
彼女をみて…ますます、私は歌が歌いたくなった。
ただ歌うのではない、
「上手に」歌いたくなった。
あの、色香はたぶん、
自分の体を、声を通じて楽しんでいるからだ。
それはある意味、自分に対する肯定感、自信ともいえる。
体を音で響かせるのは、心地いい。
自分が、心地いい存在であると、彼らは知っている。
そこから生まれる余裕が…あの堂々としたたたずまい、
キラっとした色香になっているのではないかと思う。
よく観察するとね、
各楽器をやる人の特性ってあるのよ。
ピアノをやる人は、基本的に個人主義で、
孤独に強い人が多かったり。
弦楽器の人は、他者との調和をメインに生きているし。
管楽器の人は、自由気まま、それぞれが主役ありながら
仲間とも手をつなげるような人が多いし。
もちろん、“ただ楽器をやってるだけ”の人たちには、
これらの法則は当てはまらない。
楽器に人生をかけ、
楽器と一体化して生きる人たちに関しては、
その楽器の特性から、なるべくしてなってしまう性質ってのは
必ずあると思う。
今、私は…
自分が楽器になりたいな。
あの、キラッ、になりたい。
今のままの私も、良いところがいっぱいあると思う☆
褒めてくれる人もいるの。
「ゆかは、ピアノも弾けるし、アーティストだし、料理も出来るし、お菓子も作るし、気遣い出来るし、かわいいし、フランス語しゃべれるし…なんと質の高い人なんだろう!」
な~んてさ!
ありがたきお言葉。
しかし、それでも私は、
常に成長して、何かを得ていかなければ
現状がどんなであっても、満足できない。
なんせ、“有加”っていう名前を持ってる私だもーん!
PR
この記事にコメントする
who am i
HN:
yukawan
HP:
性別:
女性
職業:
pianist
自己紹介:
フランスで奮闘中のピアニスト、yukawanの日々と心の内側を綴った日記。
色々なことに悩み、足踏みもしながら、なれる限りの素敵な女性になる。
出会える限りの人を愛したい。愛されたい。
心と心の繋がりを通じて、愛でいっぱいの世界に生きたい。
未熟さから生まれる葛藤や内面の気付きを経て、決して諦めずに、理想へ。
色々なことに悩み、足踏みもしながら、なれる限りの素敵な女性になる。
出会える限りの人を愛したい。愛されたい。
心と心の繋がりを通じて、愛でいっぱいの世界に生きたい。
未熟さから生まれる葛藤や内面の気付きを経て、決して諦めずに、理想へ。
what's new
(12/24)
(12/24)
(05/03)
(04/27)
(12/19)
(12/19)
(12/16)
(05/04)
(04/20)
(01/04)
(08/27)
(08/27)
(03/20)
(03/20)
(03/20)
(02/14)
(12/03)
(10/21)
(06/19)
(03/25)
(02/16)
(02/12)
(01/26)
(01/20)
(01/19)
calender
10 | 2024/11 | 12 |
S | M | T | W | T | F | S |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | |||||
3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 |
10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 |
17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 | 23 |
24 | 25 | 26 | 27 | 28 | 29 | 30 |
archive
track back
ブログ内検索