忘れてしまいたい。

もうね、忘れてしまいたいんだ。
なかったことには、出来ないけれど…
心の中から、消してしまいたい。


彼女と、うまくいっているだろうと思うし
うまくいっていることを願う。

仮にね。
うまくいってなかったとしても、
私があなたを思い出すことで
何一つお互いが得るものなんて、ないんだもの。


もう、あなたと人生を共に歩む結末は
100パーセントありえないものとなったのだから。

そう、葬ったから。
愛？約束？
そんなもの捨てたから。




お互いの、幸せのため。

私も私で、新たに幸せに生きている。




それなのになぜ？

強烈に懐かしくなってしまう。
心惹かれる。



ぜったい、おかしい。

おかしな感覚に、必死で抵抗している。