すっかり秋の気候

ということでタイトルも動画も関係ないのですが
今日フランス上陸始めての！レッスンというものをやってきました。。

お医者さんのご家庭の、6歳くらいの息子さんと、10歳くらいの娘さんの二人兄弟です。二人で2時間。

日本語でのレッスンは経験があるし、楽なんだけど
やっぱりフランス語で教えると成るとけっこう大変です(^_^;)
しかも子供相手だから、ハッキリ的確な言葉を選ばないと理解してもらえません。
大人相手だと、割と察してくれると思うのですが。

でも、なんとかかんとか、手取り足取り教えてきました。
初回だから、姿勢のことなどとても基本的なことを＊



お医者さんのパパは、ピアノが割と弾ける方で
子供たちに自分でもレッスンをなさります。
ですので、私が言うことを同じ部屋で興味深く観察して、
子供が間違えたりすると「違う！」とかいってすかさずツッコんでいました(笑)



子供たちは、なんとか私の言うことを理解してくれました。
どちらかというと、6歳の息子さんのほうが理解力がありました。
10歳の娘さんは、ちょっぴり集中力がないというか、
人見知りが少し強いみたいで？
レッスン中も後ろの弟さんの方ばかり向いてしまうのでした。。

弟さんには、「これを一日最低10回は弾いてね」というと素直にうなずいてくれたけど、
お姉さんは、うーんと首を傾げるので、「じゃあその日疲れてたら5回でいいわ」と妥協しました。苦笑

それと、お姉さんは以前習っていた先生の教えた癖がありました。。
よくある指先を丸めて弾くフォームです。


「自然な形で手を鍵盤に置いて…」というと、お姉さんの指は丸まってしまいます。聞くと、前の先生がやれといったからだそうです。

あれ、おかしな癖がついてしまうので私は薦めません。
「それも、ひとつの方法だけど、ほかの方法もたくさんあるのよ。私もいざ曲を弾くときは丸めてばかりじゃ弾けないんだよ。伸ばしたり、丸めたり、いろんな方法があるの」というと、理解して素直にしたがってくれました。


結局、私のつたないフランス語からもいろいろなことを理解してくれた
二人の賢い子供さんたち。

しかし、やはりこの場でも
流暢なフランス語の必要性を感じました。
なにより自分がもどかしい！