あなたは、私。

最近特に感じていることがある。
「あなたの身に起きたことは、私の身に起きたこと」
であると。

これは、理屈じゃないんだ。
ただ、感じていることなのよ。
だから、いくら違うと理屈を並べてもやはりある事実なんだよ。



嬉しいことも、楽しいことも
悲しいことも、辛いことも

もっとも、正確には
ひとりひとりが別々の人生を、別々のタイミングで歩いている。


それでもやはりひとつであると、感じるの。



ほら、マザーテレサも言っているじゃない。

『あなたにもわかるはず、
結局は、全てあなたと内なる神との間のことなのです。
あなたと他の人の間のことであったことは一度もなかったのです。 』



あなたの中にも、神が居る。
そして、私の中にも。

産まれてきた起源を遡れば、ひとつ。
現在に至るまで、
数え切れない人々が
想像できないほどの大変な思いをして
つないで、発展させてきた命の末端に
私たちがいるだけ。

だからね、
どんなに遠くに思える他人でも
その人の幸せは、私の幸せでもあるし
その人の痛みは、私の痛みでもあると思うの。



頑なに閉ざされた心や、
他者を拒絶し、排除しようとする心もまた
私のもの。
後悔、憎しみ、怒り…それらもすべて
私のもの。




だからね
せめて私に出来ることは
いつでも温かい心を持って
誰かのためになることを心がけ、
優しく微笑みながら
悔いのないよう、明るく精一杯生きること。


そうすれば、
それが、あなたのものになるから。