同族嫌悪

自分と似ている人を見て嫌な気分になるのは、
自分のことが嫌いな人だと思う。

今、私には嫌いな人がいない。

私のことを、
好きな人も、嫌いな人も
関わりのある人も、関わりのない人も

みんな、
好き


つまりは、私が自分のことを大好きだっていうことね。



罪を憎んで人を憎まずという言葉があるけれど
そんな私にだって嫌なことは存在するのよ。

たとえば、私自身のまだ癒えていない傷を直視させるようなことに面すると、絶叫したくなるくらい心が痛む。
たとえば、自分を陥れるような、イジメや嘘や批判、凶悪犯罪の類など、全て嫌なんだ。


でも。
やっぱり人間には
無限の可能性があると、思うから。

人間の可能性を信じて、
好きで居たいと思っているのよ。




あなたは私。
私はあなた。

だから相手が自分を映す鏡というのは間違っていないけど
全てが同じというわけでもないんじゃないかな。

だって、
自分の持つさまざまな性質のなかから、
どんなものを選んで外に出すか、とか
何を我慢して何を得てるか、とか
人生の中で選んでるものが、全員違うもの。

あなたは私。
だけど私は私。

後ろめたいことをすれば、痛むのは自身の心に他ならない。
私は、その点では自信があるもん。