良い刺激

私にとって、辛いときっていうのは、
自分の未熟さを知ったときではないのだ、とわかった。

未熟なのは十分わかってる。
弱った心に追い討ちをかけるように貶されたって
罵られたって急には変えられないわけ。

そりゃ、忍耐力は付くかもしれないけど、未熟さそのものを進化させるものにはならないの。



どうしたらいいかわからないとき…
いつだって、進む先に希望が見えないときが最も辛い。





今日、初めて出会った先生のレッスンを受けた。
希望をもらった。感動した。



一度通して弾いてみて、自分では、もうちょっと出来てるかと思ったけど
思った以上に直されちゃった。
でも。でもね。

先生の指摘はもっともで、先生の感性、アイデア、助言のすべてが素晴らしく、
ひとつひとつ、理解しやすい。
指摘された通りに出来れば間違いなくボキャブラリーになるし
音楽的に更に自由を手に入れることが出来た。


未完成を指摘するのに終始せず、
ひらめきをくれるのが、本当の良い先生なの。

自分はまだまだだな、って思い知らされたと同時に
よし、やってやろう、
頑張って深めよう！
ってね。思えるレッスンだった

この曲で、ここまで細かく、そして具体的に助言してくれた先生は居ただろうか？
いいえ、居なかった。



うわさ以上に素晴らしい先生だった。

ああもっと、若いときに出会えてたらな。
経験を積んだ今だからこそ、その価値がわかるのかもしれないけど。

限られた時間の中で、集中してもっと身につけよう！