正直、辛いです

なんで私、ひとりぼっちなんだろ？
いいえ、そんなこと答えは簡単
私が選んできた道だから。



どうして、あんなことしちゃったかな、
こんな風になっちゃったかな
なんで、この道を選んじゃったかな…

後悔が湧いてきて止まらなかったりもする。

愚かなものですよ。

“楽しく味わって受け切って乗り越える”
道は本当に厳しい。





この先、好きになれる人が現れるのかな…
人を好きになれる自信が無い。

傷つくのがいやとかじゃなくて。
この先自分が好きになれる相手が、どういう人物像なのかも想像出来ない。

だって…
命に代えても守ろうとしてきたものが
終わってしまったんだもの。

抜け殻、なんです。今の私。





本当はわかってる。

私が、充実してキラキラ笑顔を輝かせて生きていれば必ず
好きになってくれる人は現れるってこと。
努力次第で、時間が解決してくれるってこと。

もし必要とされたら、そのときは誠実に応えていけばいい。




多くの友人達も体験してる。
大変な失恋でぼろぼろに傷ついた後
みんな必ず、
それを覆すほどのものを手に入れて
ほんとに幸せそう。

そして言う。
「傷ついたけど、経験できてよかった」と。




それを期待するのは、なんだか忍びないけど。
だって人は人だもん。友人達が頑張って乗り越えた結果だもん。


でもね、たしかに傷ついた後のほうが何百倍も成長してるとは思う。
相変わらずの慌てモノだし、感情も揺れるし、知らずのうちにボケかましてることもまだ多いけど、
二年前の、怖いもの知らずだった私から比べてみれば、今の自分は少し違うと思う。

きっと、以前より多くの反省と、理解力と
包容力を身に着けて
誰かを幸せにする力が少しついたんじゃないかなと思う。
さんざん味わった孤独の痛みがあるから、
誰かが側にいることの有難みもわかった。

好きになった人に、毎日真心をこめて、感謝して送り出すのが夢です。
感謝の想いで、大好きな人を包み癒せる女性で居たいです。
そして、そのうち母になって、
ひまわりみたいな笑顔で家庭を照らす、太陽になるの。




実は
こんな夢は
無邪気な二十代前半の頃は、考えたことも無かった。

どちらかというと、自分がこうありたい、よりも
相手にどんな風に居てもらいたい、という夢ばかり見てた。

孤独の痛みによって、人の温もりの大切さがわかり。
求めるよりも、与えることや感じることの充足感を知り。
目指すべきものも変わったの。





そして顔つきもね。
自分で鏡をみて思うんだけど
多少太ってしまったけど前よりキレイになってきてるような気がする。
キツさが取れて、穏やかな顔つきに。
鬱のときに比べると、目の輝きが活きてきたし。

他人から、言われないこともない。



でもね、これも奢りにならないようにしなきゃなぁ。
奢ったとたん、落とし穴に落ちてしまうんだから。
心だけはブサイクにならないようにしなければ。



淡々と、傷を癒しながら。
自分をピカピカにして。
流れに、身を任せていくしかないんだね。