心の支え

どうしても、心の中で支えを必要としてしまう。

そして、存在そのものが支えになってしまう。


未熟で不甲斐ない私だからこそ
せめて精神的には自立して生きて生きたいと思ってたの。

だから、孤独を感じても笑っていようという試みは
表面的には成功していた。



だけどね
やっぱり私にはあの人の存在がないとだめだと思う。
大好きなあの人の。





感性、感受性、って
作用の仕方によっては理性と感情の自制を難しくするのよ。

あの人だってきっと、大変なものを抱え込んでいてね。
生きてるだけで大変なものを。


だけど、命をかけて味わって
痛みも喜びもたくさんたくさん
受け止めて、燃焼させてる

その生き様そのものに。



私はどれだけ勇気付けられているだろう。

私がこれまで辛いときにも、
あの人の存在さえあれば
あの人の苦悩を思えば
辛い経験すら愛しさに変わってしまう。





強がって、もういいやなんて思うこともあった。


それでもやっぱり、心だけは
頼らずにはいられないんだなって。
自分なりに必死で生きてると、実感しちゃうんだな。

好きというよりも愛しているみたい。

卒業することは出来ないのかな。
困ったもんだ。