命、かけてるんだなぁ

ときどき、ふと全然何の脈略もなく、
感情や意識が紛れ込んでくるときがある。

そういうときって、だいたい
それがどこから来てるのか、わかるんだ。



ときには、突然過去への出来事にとらわれて、忘れたかった憎しみを思い出したり。
憎しみが、思い通りにならないことや、受け入れられない愛情に対するジレンマであることすら感じられる。




そして、最近思うこと。

命、懸けているのね、って。





あの人への愛しさを感じてみる。


大好きというよりも
愛しているというよりも。

愛しいという表現が今の私にはぴったりだ。



その生き方の壮絶さを
一生懸命、感じると
感動とも、感銘ともなんともいえない気持ちになって
涙すら出て来そうになる。








きっとあの人も
すべてのことを、感謝で包み込むことが出来れば
その命を懸けた努力の結晶を
壊すことなどなくなるのだろうに。


私が、
この温かくて穏やかで
すべてを受け入れる鍵となる
感謝の気持ちを形にするための
努力が足りていないように。



私には足りていないんです。
必死の努力が。

それを、謙虚に意識させてくれるのが、あなたという人でした。
どんな形であれ
あなたが必要な人であることは、変わりないようです。






誰かが喜んでくれるならば、
そしてそれをあなたが望むなら。

温かくて素晴らしい思い出の一ページを築けるならば。

偽善でも何でも良いと思うの。

大切な人たちの、命を心を。
祝福してあげたらいいと思う。



きっと今頃
たくさんのものを抱えて
たくさんの目標点を目指して、動いているのだろう。

その姿が目に映るかのよう。
そして私の背中をも押してくれる。




いってらっしゃい。
がんばってね。


負けないで。
私も、負けないから。

ありがとう。